台東区風俗における口内射精の捉え方

風俗で口内発射OKは割とありますが、口内発射は風俗嬢にとって嫌なもので、男性客にとっては気持ちのいいモノというのが常識ですよね。
一般女性も男性の精液を口で受けるのは嫌がるヒトが多いでしょうし、風俗嬢のように日に何人も相手にするなら、慣れるどころか「みたくもない!」となってしまうはずです。
好きな男のものだって嫌なのに、客のなんかゴメンでしょうね。
この口内発射というのは、昔からあるようなプレイではなかったようです。
昔は風俗といえばソープランドかピンサロぐらいしか無かったわけですが、ソープは基本本番ができ、ピンサロは手こきかフェラチオでフィニッシュを促していました。
ピンサロの中には本サロと呼ばれる本番が出来るものもあました。
手コキやフェラチオのサービスは、フィニッシュに近づくと口から手を離し、ティッシュやおしぼりで受けるという感じでした。
口で受けることなど無かったのです。
おしぼりやさんはピンサロで使うおしぼりは、別に洗っていたとも聞いたことがあります。
精液まみれで、きれいに洗って殺菌しているにしても、例えばピンサロで使っているおしぼりを喫茶店で出すというのは、抵抗がありますよね。
とあるピンサロの経営者が、出そうになると口から離しておしぼりで受けるということに、「もっと他のサービスがないだろうか」と考えたようです。
確かに「いきそう!」というときに口から外されると一瞬冷めますし、冷めたところで発射となるのですからなんとなくシックリしないものです。
その経営者は「口で受ける」ということをあみ出したのです、所謂口内発射です。
それは従業員である風俗嬢たちの猛反発を買ったようです。
精液は生臭く、本当にまずいものです。
美容のために男の精液を好んで飲んでいたという猛女の話もありましたが、珍しい話だから面白おかしく口端に登っていたわけで、よくあることなら話題にもなりません。
そういうことをそこで働く女性たちにさせようと試みたのですから、それは説得が大変だったでしょう。
理解を得るために、トイレの水を自ら飲んで見せ、その心意気に折れて女の子たちは口内発射を受け入れたということです。
案の定それは男性客に大ウケしました。
連日連夜の大賑わいになった模様。
その経営者の読みは当たったわけです。
口内発射はピンサロが発祥で、そこから全国や様々な業種に広まったのだそうです。
性病リスクの話は別にして、今でも口内発射NGの風俗嬢はいますし、「口内発射をするぐらいなら本番した方がいい」という子も多いようです。